声を大きくする方法を知らなければ、ミックスボイスなんて出ないし、それどころか人生的に損をするという話

声を大きくする方法を知らなければ、ミックスボイスなんて出ないし、それどころか人生的に損をするという話

声量のコントロールはココ

それは横隔膜周りの筋肉に力を入れること。

これができているかどうかで声の出方が根本から変わる。
逆にこの筋肉が使えなければ何をやっても無駄となる。

ボイトレは普通の人でも必要

三度の飯よりボイトレが好きなサクセスボイス代表の岩谷です。

さて、僕はボイストレーナーとして仕事をしてもう結構立つが、日常生活をしていて思うことがある。
それは、歌手や講師のように普段あまり歌わない人でも「ボイトレは必要」ということだ。

よくお店の店員さんで「この人、すぐに良くしてあげられるのにな」と思う人と出会うことがある。
これはある意味職業病だが、それにしても声で損している人って本当に多い。

その代表例としてまず気になるのが、声量。
“声が小さい”ということは実は大きな問題だ。

なぜなら、どんなに良いことを言ってても伝わらないからだ。

人間社会において、「伝わらない」とはそのまま人生の「影響力」に関わる。
「伝えられる」人間が勝つからだ。

そもそもを考えてみてほしい。

声の大きい人間は、影響力が強くないだろうか?
学校のクラスでも地域の集まりでも会社の上司でも。
声の大きい人がその場で中心にいることが多い。

これはその人がリーダーシップが強いからその位置にいるのだろうか?
そう考えるのであれば、今回の記事はもう必要ないかもしれない。

しかし、こう考えてみてはどうだろう?
その人は「声が大きいからリーダーシップがあるのだ」と。

声が大きいから伝わりやすく、それによって中心にいるのだ、と。
少し極端な話だが、声量とその人の影響力が全く関係ないとは僕には思えない。

あるフォークデュオの話

実際、僕が地元でストリートミュージシャンをやっていた時の友人の話だが、こんなことがあった。

ある2人組のフォークデュオがいた。
ユニット名は「オオブクロ」。

そう、コブクロのコピーユニットだ。

そんなオオブクロのメンバーは一方は声が大きく普通のシンガーAくん、一方は声が小さいがその代わりに声質が抜群に良いシンガーBくんだった。

当時はストリートライブ自体、徳島県では珍しかったので彼らには結構なファンがいた。
それこそ、100人くらいのライブは動員できるほどだ。
そんな人気だから、ストリートライブでも人だかりができていた。

そんなある日、声の大きいAくんが風邪で路上に出られなくなった。
しょうがなくBくん一人でライブをしたらしい。
すると、いつもは周りのファン以外にも立ち止まる人がチラホラいるのだが、その日は立ち止まってくれる人はいなかったらしい。

Bくんはかなり落ち込んでいた。

またまた別の日に声の大きいAくんがソロで路上に出た。
この時は二人で演奏するときよりではないが、ちゃんと立ち止まってくれる人がいたそうだ。
このことでもBくんはかなり落ち込んでいた。

Bくんは普段から話すときに、人から聞き返されることが多く、「元気ない?」って心配されたりしていた。

ちょうどそのころ、僕は無理な練習で痛めた喉が治ってきて、正しいボイストレーニングの知識を学び始めた頃だった。
今思うと完全におせっかいなのだが、僕はBくんに声量を上げるために冒頭でも語った横隔膜回りの筋肉についてレクチャーした。

確か居酒屋だったと思うのだが、その筋肉の使い方を覚えたBくんは一気にその場で声量が上がった。
「居酒屋で店員さんに気づいてもらえた!」という彼の感想にみんなで爆笑したのを覚えている。

後日談だが、オオブクロはその3年の活動を停止した。
別に喧嘩別れというわけではない。
というのが、B君があるレコード会社のオーディションに受かり上京が決まったからだ。

ここでAくんの素晴らしいのは、相方に嫉妬をすることなく、むしろ一番喜んでいたこと。

「お前はいつかやる男だと思っていた」
そう言って気持ちよくBくんを送り出していたことだ。
内心はどうかしらないが、非常に気持ちの良い解散を間近で見た。

そんなAくんは今地元でなかなか大きな会社を経営している。
そう、二人とも結構な成功者になったのだ。

二人の共通点は一つ。
「声量がある」ということだ。

声量があるメリット

歌う人でなくても最低限声量を持つためのトレーニングは必要だ。
声量があることでのメリットは計り知れないからだ。

まず影響力が強まる。
これは先ほどの話で分かっただろう。

その他にもある。
例えば、楽に声が出せるということだ。

無理やり声を出すと、次の日声がガラガラになってしまったりする人はいないだろうか?
これも大は小を兼ねるように、大きい声を出せれば小さい声を楽に出すことが可能なのだ。

また声帯の負担を減らせる。
実際、無理やり声を出すのは、やはり声帯に大きな負担がかかる。
そのリスクを減らすこともできるのだ。

これはメール講座やレッスンで話す内容かもしれないが、高い声を出すためにも声量はあったほうが良い。
声帯の負担が減った状態のほうが、操作しやすくなるからだ。

間違った声量の増やし方にご注意

このブログの読者であれば、声量の重要性はすでに理解できている方がほとんどだろう。
実際、声量アップの方法はインターネットでも沢山見つけることができる。

しかしながら、その情報の中で実は間違っているものも存在する。
その代表例が、「腹筋」だ。

実際「歌には腹筋だ!」という人は、発声がほとんど科学的に解明された現代でもいまだに多い。
特に合唱部などは今もやってる部活も多いだろう。

確かに全く影響がないとは言わない。
身体を鍛えるのは、声にとっても精神にとっても非常に良いことだ。

しかし、科学的ボイストレーナーの僕から言えることとしては、「そんなことしなくても大丈夫ですよ」ということだ。
身体の構造上もっと良い方法は存在する。
この辺の問題の傾向と対策については、メール講座のほうでより深彫りしているのでそちらもどうぞ。

結論、声量アップは簡単!

さて、今回のテーマの声量アップだが、実はちょっとした意識で即解決できる。

もし声量にお悩みをお持ちであれば、ぜひ試していただきたい。
一瞬にしてあなたの声量が2倍。
いや、5倍大きくなることを約束しよう。

どんなに高度な歌のテクニックを持っていても、聞こえなければ伝わらない。
そういった意味でいえば、ステージに立つ方はまずはテクニックより『聞こえる声』を目指すべきだろう。

前述の通り、声が大きいということはそれだけ武器だ。

呼吸の筋肉を変えろ

声量は呼吸が結果の90%を司っている。
つまり、呼吸の仕方を変えればいいのだ。

先に言っておくと、これは単純に”腹から声出せ”という話ではない。
よく”声は腹式呼吸”という人は多いが、人体の構造からすると腹式呼吸だけで声量を上げるのは少し早計に思える。

それよりもっと簡単で大切な方法はこれまでさんざん言葉だけは出てきている【横隔膜周りの筋肉を意識する呼吸】だ。
肺の下に位置する横隔膜をちゃんと意識し、使える筋肉として意識するだけでOK。
あなたの生活そのものが改善されていくだろう。

横隔膜周りの筋肉を意識の仕方

この方法は、ネット等で様々な方法を見つけることができると思う。
ちょっと代表的な方法をお伝えしよう。

①まず手を肋骨の下に差し込む
なるべく腹部の力を抜くと入りやすい。

②その手を腹部の奥の筋肉で押し返す
トイレで踏ん張る意識で行うと分かりやすい。
この手を押し返している筋肉。
これこそが「横隔膜回りの筋肉」だ。

そして、やり方はこれで終了だ。

声を出すときにこの筋肉に力を入れてみてほしい。
簡単に声量が上がるはずだ。

筋肉を意識できないときの対策

非常にシンプル過ぎる方だが、これは効果抜群だ。
しかし、これを行ってももし声量が上がらないとすれば、何かしら間違っている可能性が大だ。

以下のチェックポイントを調べてみてほしい。

・お腹周りは脱力できているか?
・指は第二関節あたりまでさしこめているか?
・ちゃんと手を押し返せているか?
・声を出すときのみ筋肉を使えているか?

なかなか運動していない人などはこの意識はつかみにくい場合もあるが、以上の点を踏まえてチャレンジしてほしい。

できる人にとっては「え?こんなんでいいの?」というぐらい簡単だ。

もしそれでもできなければ、何か原因があるので一度サクセスボイスに来てほしい。
あなたが健康体であれば本当に一瞬で改善できるからだ。

横隔膜が人生を変える!?

実際、この使い方をできるようになると声量だけではなく、それだけで歌唱能力が上がる人もいる。

サクセスボイスの植垣先生なんかキーが5つ上がった。
修行時、非常にびっくりしてて面白かった。

他にも声帯ポリープがなくなった人もいる。
もし喉に不具合を感じていたら、もしかすると呼吸かもしれないと思ってほしい。

とにかく!
まずは声量を上げるのは、喉を痛めつけるのでは意味がない。

筋肉を意識した呼吸を身につけること。
これが最重要項目になる。

是非意識して練習に励んで理想の歌声を手に入れて欲しい。

それではまた別の記事でお会いしよう!
Let’s Training!

カラオケ上達 2 ミックスボイス 7 レッスン 5 出し方 5

体験レッスンの
お申込みはこちら