【勝手に自宅で超上達】声を出さずにできる効果的なトレーニング

誰でも思い通りに歌うことができる!
サクセスボイスの岩谷翔です。

さて、今回は

「ボイトレを自宅でやりたいけど近所迷惑になるし・・・」

「家で歌いたいけどちょっと家族に聞こえたら恥ずかしい・・・」

こういった悩みに答えます。

本記事でわかること

音を出さずに、それでも効果的なトレーニング方法がわかる

目次

音を出さずにボイトレする方法=声帯を震わせない


結論から言うと

声帯を震わせずにボイトレをするということです。

発声のしくみ上、声帯さえ震えなければ、大きな音が出ることはありません。
これを踏まえた上でボイトレをしていけばいいんです。

「歌わないとボイトレの意味がないんじゃないの?」

「声を出さないとしっかりボイトレの効果が出ないんじゃないの?」

「カラオケに行かないと練習した気がしないんだけど・・・」

・・・このように思っている人がほとんどです。

が、そんなことはありません。

声を出さなくても効果的にボイストレーニングをすることは可能です!

発声のしくみを正しく理解した上で、あなたが今やるべきトレーニングを選んでいけば、どんな場所もトレーニング空間に変えることができます。

この考え方を持てるだけでも色んなトレーニング方法に出会うことができます。

今すぐできる方法:呼吸を鍛える

自宅に限らず、今すぐにできる方法としては呼吸を鍛えることです。

ボイストレーニングとは身体の楽器化です。

そして、楽器化する上で鍛えるべきは呼吸、声帯、共鳴、子音の4つに関わる筋肉(発声筋)となります。

最終的に発声を確認したり、響きや音程を細かく整える段階になれば、どうしても音を出す必要はあります。

しかし、その段階に行く前にも、やるべきトレーニングはいろいろあります。

そして、その多くは、発声筋を鍛えるトレーニング(つまり筋トレ)なので、別に大きな声を出さなくてもできるのです。

だから、自宅で音を出せないのであれば、こうした発声筋を鍛えることにフォーカスしていけば良いのです。

実際、僕の生徒でも、しばらく発声筋を鍛える以外、ほとんど何もしないように指導したことがあります。

1ヵ月後、久しぶりに声を出してもらったら、以前は出せなかったはずの音程が簡単に出るようになっていた・・・!なんてことはよく起こっています。

ということで、まずはもっとも大切な「呼吸」を鍛える方法を解説します。

とはいっても、方法はとってもシンプルです。

呼吸を鍛える方法は以下のとおり。

呼吸をまっすぐに「フゥ〜〜〜」となるべく長く、息が出なくなるまでやる。

これを連続して3分間くらいやること。

とってもシンプルですが、これをずっと繰り返すと非常に効果的。

横隔膜や、肋骨まわりの筋肉のストレッチになるので、これで呼吸がしやすくなります。

この練習は唇で音量を調整できます。

ただ単に息を「フゥー・・・」と真っ直ぐに吐くだけでいいわけですから、電車の中でも実践することが出来ます。

少し音が出てもいいならもっとおすすめのトレーニング

これは先ほどの「フゥ〜〜〜」という呼吸の状態だけで歌を歌うことです。

やり方としては以下のとおり。

あなたが歌いたい曲を想像してください。

その曲のサビの部分だけでもいいので

「フゥ〜〜フゥ〜〜〜フ〜フゥ〜〜〜♪」

といった具合で呼吸だけで歌うイメージです。

※口自体、歌詞を歌う感じで動かしましょう。(当たり前ですが声は出しません。)

詳しく解説している動画があるのでぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

約6分で詳しくわかります。)

実は、呼吸って音程感がないように感じますが、呼吸にも音程があるんです。

このトレーニング方法をすることによって呼吸の音程感がついてくるようになっていきます!

逆にいうと、その呼吸がしっかりできないのに音程を安定させるということは無理なんです。

まずはとにかく、呼吸が安定させましょう。

補足:ヒソヒソ話なんかがわかりやすい例です。

ヒソヒソ話でも会話ができてますよね?

これすなわち、呼吸に音程があるからこそ成立しているということなんですね。
逆に、呼吸に音程がないとヒソヒソ話は成立しません。

「こんにちは」

と、ヒソヒソ話調で喋ってみるとわかりますが、明らかに音程感がありますよね?

つまり一般的な「会話」にもちゃんと音程感ってあるわけです。

ヒソヒソ話が伝わる理由って、呼吸に音程があるからなんですね。

呼吸以外にも声帯や共鳴操作などに関わる筋肉のトレーニング方法もあります。

このあたりもぜひ学んでいたければと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はとてもシンプルでしたが、大事なことは音を出さない=声帯を震わせないだけということです。

冒頭でもお話したように、「歌わないと効果が出せない」と思っている人がほとんどですが、ボイトレはそんなことはありません。

発声のしくみさえ理解すれば、ボイトレは場所を選ばずどこでもできるものなのです。

「歌わなきゃ練習にならない」

「カラオケに行かないと練習にならない」

こういった考え方を捨てるだけでいろんな方法に出会えますし、より上達していきます!

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
Let’s Training!

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