ミックスボイスができない人が見落としているたった1つのこと

誰でも思い通りに歌うことができる!
サクセスボイスの岩谷翔です。

さて、今回は

「ミックスボイスができない原因がわからない」

「私がミックスボイスができない理由を知りたい」

そういった悩みを解決します。

目次

ミックスボイスができない理由

結論として、ミックスボイスができないと悩む原因としてもっとも多いのがこれ。

「声帯の練習だけをしているから」です。

ミックスボイスを調べると声帯のことが語られることが多いです。

ですが、声帯だけを強化してもミックスボイスがキレイにできるかといったら、そうではないんです。

自転車で例えて考えると非常にわかりやすい

ミックスボイスの状態っていうのは自転車で例えると「自転車が安定して走っている状態」なわけです。

で・・・!

声帯の練習っていうのは自転車で例えると「ハンドルの操作」の練習なんです。

想像してください。

じゃあ、ハンドル操作が上手かったら自転車はうまく進むか?

・・・といったら「いやいや、まず自転車をこぎましょう!」っていうことになりますよね?

で、ほとんどの人はハンドル操作の練習ばかりをやっていて、自転車をこぐ練習をやっていないんです。

これがミックスボイスができない人が悩むもっとも多い原因です。

歌においてのペダルは呼吸

だから、声帯のキレイなポジションができていたとしても自転車としては「こいでいない」から、当然進みません。

じゃあ歌においてペダルは何かと言うと「呼吸」です。

ミックスボイスができない人のほとんどは呼吸をまっすぐ30秒吐くことができません。

正しい呼吸の基準としては以下のとおり。

「呼吸がまっすぐに…」といっても、具体的にどれくらいまっすぐ呼吸が吐けるのか?という疑問が出てくると思います。

これは、スプレーを想像してください。

スプレーを「プシュー」と出します。

噴射される勢いも大事ですし、そして当然まっすぐに噴射されますよね?

あれぐらいの勢いで、あなたの呼吸がちゃんとまっすぐに吐けているか?

これが呼吸の基準としては妥当と言えます。

この基準を守りながら30秒間吐ければOKです。

ミックスボイスができる=自転車が安定する

あなたも自転車は安定してこげると思います。

自転車を想像してください。

自転車を操作する要素にはペダルとハンドルがありますが、自転車を安定して走らせるためにはどちらも欠かせません。

しかし、どちらも単にやればいいということではありません。

例えばペダルをこぎ過ぎたり、こがなさ過ぎたらどうなるでしょうか?

こぎ過ぎたら危なっかしいし、こがなさ過ぎたらフラフラしてすぐに倒れてしまいますね。

またハンドルに関しても、不必要にガタガタさせたり、逆に完全に固定していたらどうなるでしょうか・・・言うまでもありませんね。

自転車を安定して走らせるためには、「程よいこぎ方」・「程よいハンドルさばき」で全体のバランスを維持することが重要になります。

あれと同じように、ミックスボイスもすべての発声器官をバランスよく使うことが成功のポイントとなります。

呼吸の強化の方がミックスボイスは早く習得できる

声帯のポジショニング等の勉強ももちろん大切ですが、僕の理論でいうと、呼吸をまず勉強して習得していったほうがミックスボイスが早くできるようになります。

なぜかというと、ミックスボイスというのは決して特殊な発声ではなくて人間が日常で使っている声だからです。

驚いた時の上ずった声は実はミックスボイス

声帯というのは常に喋っているときに開いたり閉じたり伸びたり、常に動いています。

想像してください。

あるいは、実際に声に出してもらった方がわかりやすいかもしれません。

例えば「えぇ〜?!」って驚くとき、ちょっと声が上ずる場合ってありますよね?

その「えぇ〜?!」の声が上ずったところが実はミックスボイスで、上ずったときの状態でキレイに発声した場合、あなたが出したいミックスボイスの声になります。

このように、よほど声帯に疾患があったり発声に問題がない限りはみんなミックスボイスは自然とできているんです。

ただ「ミックスボイスをやっている自覚がないだけ」なんです。

ミックスボイスを自覚する方法

じゃあ、ミックスボイスができていると自覚するためにはどうすればいいのか?

まずは「本当に声帯だけに集中できる状態」を作る必要があります。

言い換えると、声帯以外に問題がない状態を作るということです。

そのためには、先ほどから出てきている「呼吸」の問題を真っ先に片付ける必要があります。

先ほどの自転車を例にして考えていきましょう。

呼吸が揺れている状態=自転車でいうとほとんど漕いでいない状態

想像していただければわかりますが、自転車をほとんどこいでいない状態でハンドルだけ操作をすると、めちゃめちゃブレますよね?

安定しなくてすぐに転んでしまいます。

「本当に声帯だけに集中できる状態」を作るには、自転車を安定してこいでいる状態を作らなければなりません。

ですので、ハンドルさばきだけに問題があるかどうかを確認できる状態を作ることが第一段階といえます。

正しい情報をインプットしましょう!

呼吸をちゃんとやらずにミックスボイスをやらそうとする情報は実はかなり多いです。

なぜかというとミックスボイスというと、素人目で見ると「声帯」のことだと思ってしまうから。

実は呼吸が大事だということがみんな知らないため、極端な例では「呼吸はいらない」という情報なんかも存在します。

当然それは間違いです。
なぜなら呼吸をしなければ声は出ません。

ですので、正しい情報のインプットがとても大切です。

声帯以外を改善しようという発想になれるかどうかが成功のカギ

ミックスボイスを出すためのプロセスは声帯だけではありません。

声というのは、呼吸から声帯、そして共鳴させて出るものです。

このプロセスのどこが悪いのか?というところを見極めなければなりません。

「ミックスボイス」という言葉にばかりにとらわれて、声帯ばかりに集中して練習してしまうと、へんなクセがついてしまうことも多いので、そういう練習は今すぐやめましょう。

体のバランスが大切です。

例えば、ボイトレ教室に通っているけどうまくミックスボイスができない場合、以下のようなことも考えられます。

ボイトレの先生は、すでに呼吸はしっかり強化されていて体のバランスは安定しています。

よってそれを前提として声帯の使い方だけを指導してしまう。

しかし、あなたの体のバランスはまだ安定していない段階のため、声帯を学んでもミックスボイスができない。

といったパターンもあり得ます。

プロ歌手やボイトレの先生に聞くと、歌うとき喉は楽だと言う人が多いでしょう。

そのため、力を抜くことばかりを考えてしまいがちですが、ここに勘違いがあります。

確かに喉は楽なんですが、呼吸を安定させる筋肉はガチッと力が入っているのです。

このように、体のバランスが取れているから楽にミックスボイスが出せる、ということです。

以上を把握した上で見てほしい動画

ここまでを理解した上で、以下の動画を見てより理解を深めてくれたらうれしいです!

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミックスボイスができない理由の多くはシンプル。

声帯の練習=ハンドル操作のみの練習だけをしてしまっていること。

肝心の「安定して声帯だけを意識できる状態」ができていなかったということです。

とはいえ、呼吸が大事でとはいっているけど「じゃあ呼吸の練習だ!」といって呼吸だけ練習してももちろんダメです。

プロの歌い手が楽そうにミックスボイスが出せているのは、体のバランスができているからです。

安定して楽そうに自転車がこげているのは、ハンドルさばきとペダルを漕ぐバランスが取れているからであって、歌においてもバランスをしっかり取ろうとする意識が大切です。

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