誰でも思い通りに歌うことができる!
サクセスボイスの岩谷翔です。
さて、今回は
「ボイトレに通っているけどなかなか高い声が出ない…」
「私は歌の才能がないのだろうか…?」
「高い声が出せない理由が知りたい!」
こういった悩みに答えます。
ボイトレに通っているのに高音が出せない理由
ボイトレに通っているのに高音が出せない場合、主な理由は3つあります。
1.歌い方の練習ばかりしている
2.自分の体に合っていない練習を続けている
3.自分が出したい「理想の高音」を具体的に把握できていない
これらのうち、どれか1つでも当てはまっていると、なかなか高音を出せるようにはなりません。
それどころか喉を傷めてしまったり、才能がないと悩んでしまったりすることもあります。
しっかり解決していきましょう。
それでは、これから1つ1つ深掘りしていきます。
高音が出せない理由1:歌い方の練習ばかりしている
歌い方の練習は、ギターやベースなどの楽器でいうところの演奏方法の練習です。
これは、現状あなたが出せる声の範囲でしか行えない練習ですので、効果が限定的になります。
例えば・・・
「こうやって地声から裏声にスムーズにつなげていくと歌いやすい」
「キーを下げて歌ってみる」
こういった感じの練習方法はすべて「歌い方」の練習ですが、正直これだけでは高音を出すことは難しいです。
歌い方の練習とは、あなたの声域を広げるための方法ではありません。
こうした練習ばかりしていると伸び悩みやすいので注意が必要です。
それでは具体的にどのようなトレーニングをすればよいか?
この答えはボイストレーニング。
つまり歌い方ではなく発声自体を鍛えることが必要です。
高音が出せない理由2:自分の身体に合っていない練習を続けている
ここまで読んでいただいて
「よし、ボイストレーニングをしよう!」と思った方もいると思いますが
・・・ちょっと待ってください!
ボイストレーニングをする際に、絶対に押さえておいて欲しいことが2つあります。
その1つが、この2つ目の理由、
「自分の身体にあった練習をしているか」です。
人それぞれ顔や輪郭とかが違うように、「声」も、人によって違います。
男女の違いはもちろんですが、
同じ性別の方でも声帯の形や長さ、顔の骨格などには個人差があり、それが声質の違いを作っています。
高音を出すための練習というのは、実は無数にあります。
しかし、どの練習が効果的なのかは、この声質の違いによって分かれることが多いです。
中には、特定のタイプの声の人にはあまりお勧めできない方法もあります。
声質の違う人の学び方を、そうとは知らずに行うのは時間がもったいないです。
自分に合った方法で練習を行うことが上達の近道となります。
高音が出せない理由3:自分が出したい「理想の高音」を具体的に把握できていない
ボイストレーニングをする際に押さえておいて欲しい2つのこと。
そのもう1つが、この3つ目の理由です。
ひとえに「高音」といっても色々な声があります。
例えば、声の強さなら、地声のような強さが欲しいのか、逆に裏声の柔らかさが欲しいのか、はたまたその中間くらい強さで出したいのか、など。
あと響きも重要ですよね。
- 太い高音なのか
- 細い高音なのか
- もっとしゃがれた高音なのか
- かすれた高音なのか
- 澄んだ高音なのか
・・・などなど。
さて、あなたが出したいと望んでいる
「理想の高音」とは具体的にどんな声でしょうか?
先程も話しましたが、高音を出すための練習は無数にあります。
だからこそ、自分が望む「理想の声」を具体的に把握できていないと、最適な練習方法にたどり着けません。
知らず知らずのうちに、理想とはまったく違う声を出すための練習を選んでしまう可能性だってあるのです。
このような状態を続けていると結果、やはり伸び悩んでしまいます。
この理由で悩む人も非常に多いので、ぜひ練習を始める前に一度考えてみましょう。
あなたの欲しい高音を出すための鍛え方とは?
発声とは筋肉の運動です。
だから声をよくするためには、筋肉を鍛える必要があります。
しかし、なんとなく全ての筋肉を鍛えるのは、あまり効率的ではありません。
あなたの欲しい声に合わせて鍛えるべき場所を見極めましょう。
この時に重要になってくるのが
「プロセス」です。
人間の動作にはすべて運動のプロセスというものがあります。
例えば「立つ」という動作には
足裏で地面を踏み→膝が動き→腰を上げて→・・・といったようなプロセスがありますが
「声を出す」という動作にも、プロセスが存在します。
発声のプロセスは呼吸→声帯→共鳴→子音です。
欲しい高音を手に入れるためには、どのプロセスの筋力が足りないのかを見極める必要があります。
最も効果的なトレーニングとは、出したい声に関わる筋肉をピンポイントで鍛えていくことです。
例えば、厚みのある声で高音が出したい場合
まずは声の分析です。
「厚みのある声」の周波数などを調べ
どんな高音なのか?を調べます。
まず声帯のポジションについて。
例えば、一般的にロックで使うようなX JAPANやTM Revolutionの西川貴教さんのような高音の場合
声帯のボジションはミドル(ボイス)です。
さらに厚みを出すのであれば、咽頭共鳴や口腔共鳴を使う必要があります。
ここまで分かれば、あとは声帯と共鳴、それぞれを操作する筋肉を鍛えていくだけです。
どんな声を出すにしても、最初はこれ。
上にあげたミドルボイス(声帯操作)や共鳴操作がすぐにはできない場合
「呼吸」が十分に鍛えられていない可能性があります。
正直このケースは非常に多いです。
僕のところに来る生徒さんでも、9割以上の方は最初、呼吸に集中してトレーニングを始めます。
呼吸は、鍛えれば鍛えるほど、発声全体が楽な方向に向かいます。
なぜなら「呼吸」は、発声のプロセスの中で一番最初に出てくるものだから。
運動のプロセスはその順番に意味があり、最初の方から順に解決していくのが最も効率的です。
例えば、先程の「立つ」という動作を行う時、もし足裏に画鋲が刺さっていたら?
その先の膝や腰に問題がなくても絶対に立てないですよね?
そのくらい順番って、重要です。
先ほども言ったとおり、発声のプロセスは呼吸→声帯→共鳴→子音です。
だからまずは呼吸ができているか確かめてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ボイトレに通っているのに高音がうまく出せない場合、「高い歌を歌い続ける練習」よりも「発声筋を効果的に鍛えるシンプルなトレーニング」に着目してみて下さい。
そちらの方が最終的には自由度の高い高音を作り出すことができます。
最速で高音をマスターしたい方へ
サクセスボイスでは
「高い声でもっと自由に歌いたい!」
「高いキーは出るけど歌では使えない」
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